ACLとテーピング技術
ACLは「前十字靭帯」のことで、"anterior cruciate ligament"の略称です。場所的には膝の中に位置する靭帯のことです。キネシオテーピングの技術もよく使われる部位といってよいでしょう。
ACLはすね(脛骨)ともも(大腿骨)とを接続するものです。身体上の役割は、もも(大腿骨)に対してすね(脛骨)が前方へずれるのを防止したり、脛骨が回るのを防止する働きがあります。活発な運動を行う際には、ACLはよくつかわれる靭帯といえます。その分、テーピングの活躍する部分です。
靭帯(ACLを含む)の役割自体は骨と骨をつなぎ、骨同士が構造的にずれてしまうのを防いでいます。それだけではありません。肉体における靭帯のすごさは、センサーとしての機能も有している点が画期的とも言えるでしょう。センサーの役目をしている器官は「メカノレセプター」と呼ばれるもので、ACLの中にあります。メカノレセプターにより、ACLの場合、膝が現時点の運動の速度や方向、加わっている力などの情報を検知して脳に伝達します。こうした情報をもとに、脳は次の運動を適切に選択できるようにし、素早い準備ができるのです。
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(C) 2009 テーピングの巻き方 シンスプリントから外反母趾まで